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2021年11月14日 11時57分

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Apple、アプリ売上を増やすため密かにGoogleに広告を出している?

Apple App Store


 
AppleはApp Storeにおける人気アプリのサブスクリプション売上を増やすため、Googleにこれらのアプリを宣伝する広告を出していると、米メディアForbesが報じています。

Appleが勝手に広告を出している?

複数のアプリパブリッシャーが、少なくともこの2年ほど、Appleは彼らの同意を得ずに、勝手にGoogleにアプリ広告を出しているとForbesに語っています。
 
Forbesの調べによると、出会い系のTinderやBumble、大手メディアHBO、言語学習のBabbelなどのアプリの広告が、Google経由でWebに掲載されているようです。
 
消費者の目にはこれらの広告は、TinderやHBO自身が出しているように見えます。しかしForbesによれば、どの広告もほぼ同じパラメータを持つトラッキングリンクを含んでおり、これは同一の会社(つまりApple)がすべての広告を出稿していることを意味しているとのことです。
 
広告を出すには当然広告費がかかりますが、ユーザーがWeb広告を見てApp Storeにアクセスし、そこでアプリをダウンロードして、サブスクリプションを申し込んでくれれば、Appleはそこから30%の収入を得ることができます。

Appleが許可なく広告を出すのはあり?なし?

ここで問題なのは、果たしてAppleは、アプリパブリッシャーの許可なく、勝手に広告を出してもいいのか、ということです。
 
単純に考えると、Appleが広告費を出してくれて、自分たちのアプリを宣伝してくれるのですから、アプリパブリッシャーは損をしないように思えます。
 
しかし複数のアプリパブリッシャーは「自分たちのビジネスの妨げになっている」と語っています。

広告が競合する場合も

理由は複数あります。ひとつは先述したように、iOSアプリを経由すると売上の30%をAppleに支払わなければならないからですが、彼らのビジネスにダメージを与えるのはそれだけではないそうです。
 
たとえばAppleがHBOの広告を出した場合、HBOも自身の広告を出すとすれば、Appleと競合することになります(下の画像。上がHBO自身の広告(HBO Max)、下はAppleが出したとされるHBO Maxアプリの広告)。
 

 
また同じ広告スポットを複数の企業が求めるとすれば、当然広告費も高くなります。
 
ただし全てのアプリパブリッシャーがAppleによる広告出稿に反対しているわけではないようだと、Forbesは記しています。

 
 
Source:Forbes via iMore
(lunatic)

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