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Appleは世界開発者会議(WWDC21)でのiOS15プレビューの際、「Digital Legacy Program(デジタル遺産プログラム)」の一環として、「デジタルレガシー」機能を発表しました。これにより、ユーザーは「レガシーコンタクト」に、故人アカウント管理者として特定の人物の連絡先を設定でき、ユーザーの死後、管理者にApple IDアカウントや個人情報へのアクセス権を与えることができます。
Appleが現地時間11月9日、開発者向けに公開したiOS15.2及びiPadOS15.2ベータ2では、このレガシーコンタクト機能が利用可能となっています。
レガシーコンタクト機能へアクセスするには、「設定」に進み、プロフィール画像をタップし、「パスワードとセキュリティ」を選択してください。そこから、「レガシーコンタクト」に追加する連絡先をリストから選択すると、自分の死後にアカウントにアクセスできる人を設定することができます。
故人アカウント管理者が、亡くなったユーザーのApple IDアカウントを使用するには、死亡証明書のコピーとアクセスキーが必要です。この機能により管理者は、ユーザーの写真、動画、メモ、ドキュメント、その他の個人情報にアクセスできるようになります。
なお、iOS15.2ベータ2では、iMessageのスキャン機能が導入されています。
Source:MacRumors
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