Windows 11でAndroidアプリをテストできる対象範囲が拡大される

Windows 11の画像

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Windows 11の目玉機能であるAndroidアプリの実行機能は、残念ながらリリース時点では正式実装されませんでした。
 
現在テストプログラムで一部の人を対象に試験をおこなっており、最近その対象が拡大されたとのことです。

ベータチャンネルからDevチャンネルにテスト対象が拡大

Windows 11のAndroidアプリ実行機能は、これまでInsiderのベータチャンネルにのみ提供されていました。
 
しかしながら、Microsoftは11月4日にブログ記事を更新し、対象がベータチャンネルに加えてDevチャンネルにも拡大されたことを明らかにしました。
 
このテストはアメリカのユーザーにのみ開放されていましたが、対象国については特に拡大されたという記述はなく、状況は変わらないものと考えられます。

いまだ50本ほどしかアプリが存在しない

ただし、現在のところAmazon Appstoreを通してダウンロード可能なアプリ数は50本ほどで、Google Play Storeの足下にも及びません。
 
Windows 11にAndroidアプリをAPKからサイドロードすることは非公式ながら可能であり、Google Play Storeのインストールに成功した人もいます。
 
Microsoftは今後数カ月の間に、さらに多くのアプリがテスト用に提供されるとしていますが、具体的な本数やアプリの種類は不明です。

 
 
Source: Microsoft via Windows Central, Gizchina
(ハウザー)

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この記事を書いた人

本職はSoCの設計者。このためPCやスマホのHW/SW両方に造詣が深く、その知見に基づいた記事を執筆している。スマホ歴はiPhone4→(Android)→iPhone XR→13 Pro。

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