Intelの第12世代Core、AppleのM1 Maxの1.5倍の性能を記録

Intel Core-i7の画像

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Intelが発表した第12世代Core「Alder Lake」の性能がGeekbench上で続々と公開されています。
 
最上モデルであるCore i9-12900Kのマルチコアスコアは、AppleのM1 Maxの1.5倍の値を記録しました。

M1 Maxの1.5倍のマルチコアスコアを記録したCore i9-12900K

Intel Core i9-12900KのGeekbenchのマルチコアスコアは、平均すると約18,500でした。
 
これに対してAppleのM1 Maxの平均スコアは約12,500であり、Core i9-12900KのスコアはM1 Maxの約1.5倍です。
 
一方、シングルコアスコアは、1,900~2,000のものが多く、こちらもM1 Maxの1,700~1,800というスコアを上回っています。

消費電力はCore i9-12900Kのほうがはるかに大きい

しかしながら、消費電力に関してはM1 Maxのほうが有利です。
 
Core i9-12900Kの消費電力は、Intelによると、ベース周波数で最大125W、最高ターボ周波数では最大241Wを消費するとされています。
 
M1 Maxの消費電力は、Appleのスライドによると30Wほどであり、はるかに効率的です。
 
M1 Max/Proの消費電力

 
 
Source: Geekbench via Gizchina
(ハウザー)

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この記事を書いた人

本職はSoCの設計者。このためPCやスマホのHW/SW両方に造詣が深く、その知見に基づいた記事を執筆している。スマホ歴はiPhone4→(Android)→iPhone XR→13 Pro。

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