Apple-I、米国のオークションに出品予定。開始価格は20万ドルから

Apple-I

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Appleが初期に製作したApple-Iが、アメリカ太平洋時間11月9日に、米カリフォルニア州にあるオークションハウス「John Moran Auctioneers and Appraisers」より、開始価格20万ドル(約2,300万円)で出品される予定です。

開始価格は約2,300万円〜

Apple-Iは、故スティーブ・ジョブズ氏とともにAppleを創業したエンジニア、スティーブ・ウォズニアック氏がほぼ独力で開発したマイクロコンピュータです。
 
今回出品されるApple-Iは、カリフォルニア州ランチョクカモンガにあるチャフィー・カレッジの電子工学の教授が購入し、1977年に学生に売却したものです。
 
オークションリストによると今回出品されるApple-Iには、オリジナルの「NTI」マザーボード及びパワーレギュレーター、SPRAGUE電解コンデンサ39D、そして希少なセラミックコンデンサ「Circle D」が搭載されています。
 
さらにこの出品物には、Apple Cassette Adapter(ACI)も含まれており、初期のコンピュータストア「Byte Shop」オリジナルのApple-1コアウッドケースにDataneticsのキーボード、接続ケーブルと電源、1986年製のビデオモニターが収められています。その他、各種操作ガイド、マニュアル、ケーブルなども含まれます。
 
なお、このApple-Iモデルは細心の注意を払った認証、復元、評価が行われているとのことで、「Caffey College Apple-I」という名称で、Apple-Iコンピュータの公式登録簿に登録されます。
 
オークションは、アメリカ太平洋時間11月9日午前11時30分より開始されます。開始価格は20万ドルで、推定販売価格は40万ドル(約4,500万万円)〜60万ドル(約6,900万円)となっています。
 
 
Source:John Moran Auctioneers and Appraisers via AppleInsider
(m7000)

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この記事を書いた人

本職はWebデザイナーでMacBook Airを10年以上愛用中。iPhone Maniaのライターとしては、2020年から活動開始。iPhone歴は4s→6→7→XS→12 Pro Max。

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