Mac版「iMovie」バージョン10.3が公開、新MacBook Proに最適化
Appleは10月19日、無料で提供している動画編集アプリ「iMovie」のアップデートを公開しました。iPhone13シリーズで撮影したシネマティックモードビデオの編集に対応し、新しいMacBook ProのM1 ProとM1 Maxへの最適化が行われています。
シネマティックモード動画の編集に対応
Appleは、新しい14インチと16インチのMacBook Proに搭載されるM1 Pro、M1 Maxプロセッサに最適化した「iMovie」のバージョン10.3を公開しました。
10月26日に正式版が公開されるmacOS MontereyのインストールされたMacでは、iPhone13シリーズで撮影されたシネマティックモードの動画を編集できるようになります。
リリースノートはこちら
「iMovie」バージョン10.3のリリースノートは以下のとおりです。
シネマティックモード
- iPhone13のシネマティックモードで撮影されたビデオを編集(macOS Montereyが必要)
- インスペクタのシネマティックコントロールを使用して、被写界深度エフェクトの強度を変更
- ビューアで顔やその他のオブジェクトを選択することで、それに焦点を合わせることを選択
- ビデオタイムラインで焦点ポイントを表示および削除
Appleシリコン用に最適化
- 新しいMacBook ProのM1 ProおよびM1 Maxに合わせた最適化により、パフォーマンスと効率が向上
Final Cut、Logic Proもアップデート
Appleは、高機能動画編集アプリFinal Cutと音楽制作アプリLogic Proのアップデートも発表しています。
Final Cutも、iPhone13シリーズで撮影したシネマティックモードの動画編集に対応するほか、M1 ProとM1 Maxへの最適化により8K動画もスムーズに編集できるようになっています。
音楽制作アプリLogic Proでは、ドルビーアトモス(Dolby Atmos)による空間オーディオに対応した楽曲を制作可能になっています。
Source:Mac App Store via MacRumors
(hato)