77%の既存iPhoneユーザー、iPhone13シリーズへの買い換えを考えず
カメラ機能の大幅な改善や、GPU性能の向上がアピールされているiPhone13シリーズは売れ行きが好調とされています。
しかしながら、既存のiPhoneユーザーを対象に調査をおこなったところ、76.8%もの人がiPhone13シリーズへの買い換えを考えていないと回答しました。
iPhone13シリーズはエキサイティングではない
この調査は携帯電話販売および価格比較サイトのSellCellによっておこなわれました。
アメリカでiPhoneの旧モデルを所有している5,000人以上を対象に調査をおこなったところ、回答者の約64%がiPhone13シリーズは「エキサイティングではない」と回答したとのことです。
また、iPhone13シリーズへの買い換えを検討しているかという質問に対しては、76.8%が買い換えを検討していないと回答しました。
iPhone13シリーズの発表前には44%が購入意欲を示していたのに対し、大幅にこの割合が低下したのは、iPhone13シリーズが思っていたよりも魅力的でなかったことを示しているのかもしれません。
ProMotionディスプレイとバッテリー駆動時間の延長が魅力的
iPhone13シリーズに買い換えを検討している人々にアップグレードを決めた理由について聞いたところ、ProMotionディスプレイ(34.1%)とバッテリー駆動時間延長(25.1%)を理由としている人が多かったとのことです。
ProMotionディスプレイに魅力を感じている人が多いこともあり、一番人気のあるiPhone13シリーズの機種は42.5%の票を集めたiPhone13 Proであり、2位は26.3%でiPhone13 Pro Maxでした。
Touch IDが無いことが不人気の原因
一方、買い換えをおこなわない人の理由を調査したところ、Touch IDが無いという理由が29.3%の票を集めて1位でした。
また、19.5%がアップグレードするのに値する機能が無いと回答しています。
iPhone13シリーズへのアップグレードをおこなわない人に、次の買い換え計画について尋ねると、最も多かったのはiPhone14シリーズを待つという回答(36.8%)でしたが、32.3%はこの先2年は買い換えないと答えています。
Androidに買い換えると回答した人のなかでは、Google Pixelシリーズ(45.1%)やSamsung Galaxyシリーズ(41.8%)が人気でした。
今回の調査ではiPhone13シリーズは不人気であるという結果になりましたが、店頭に在庫が無いモデルも多く、売れ行きは好調のようです。
Source:SellCell via PhoneArena
(ハウザー)