アメリカの保険会社が契約者向けにApple Fitnes+を1年間無料で提供

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    Apple Fitness+はApple Watchを利用し、Apple TV、iPhone、iPadに配信される動画を見ながらワークアウトを効率的に行える月額料金制のサービスです。このApple Fitness+にはユーザーがワークアウト継続のモチベーションを保てるように工夫が施されており、健康維持の効果がより期待できるようになっています。

    保険金支払いを抑制

    Apple Fitness+が健康増進、維持に効果があれば、ユーザーが加入する医療保険会社にとって保険金の支払いを抑えられる可能性があります。この効果に着目し、アメリカの保険会社UnitedHealthcareは加入者に1年間のApple Fitness+無料のサービスを提供します。加入者が継続的にApple Fitness+を使い、健康増進を図り、また健康を維持できれば同社の保険金支払いは目論見通り減っていくでしょう。
     
    Fitness+
     
    UnitedHealthcareは過去にもApple Watchを装着し、日々の健康目標を達成した場合に保険料を1,000ドル(約11万円)差し引くサービスを提供していました。このように同社はユーザーが新しいデバイス、サービスを楽しく使うことで健康を維持し、それが結果として保険会社の利益になるという形をいち早く取り入れてきた過去があります。今後もAppleの製品やサービスと保険をうまく組み合わせた商品が同社から出てくるのではないでしょうか。
     
    日本でも同様の考えの下、Apple Watchで日々の目標(歩数や運動、ジムの利用)を達成することで報酬の得られる医療保険が登場しています。Apple Fitness+の提供地域は広がっており、将来的に日本でもサービスを始めれば、このサービスと連動する医療保険が登場するかもしれません。
     
     
    Source:AppleInsider
    (KAZ)

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