Apple、StoreKit 2を開発者向けに提供開始。アプリ内課金新機能が利用可能

StoreKit 2

StoreKit 2
 
Appleは、iOS15、iPadOS15、tvOS15、及びwatchOS8において、「StoreKit 2」が利用可能になったことを開発者に向けて発表しました。
 
StoreKitは、アプリ内課金やApp Storeとのやり取りをサポートするフレームワークです。
 
StoreKit 2では、新しいアプリ内課金機能が利用可能になり、アプリ内課金とサブスクリプションのサポートがより簡単になっています。さらに、App StoreサーバAPIが新しくなり、開発者はユーザーのアプリ内課金の利用履歴を確認できるようになり、リアルタイムでアプリ内課金に関する通知を受け取れるようになりました。

新しいアプリ内課金機能が利用可能に

StoreKit 2にSwiftベースの新APIが導入されたことで、開発者はアプリに関する最新情報を確実に入手できるようになりました。また、StoreKit 2では、購入時にApp Storeによる暗号化署名がトランザクションに施されるため、より安全性が高まっています。さらに、ユーザーがアプリ内から直接返金をリクエストしたりサブスクリプションの管理を行えるようにして、よりシームレスなサポートを提供することが可能になりました。
 
新APIを使用すると開発者は、ユーザーのアプリ内課金の利用履歴やサブスクリプションの最新ステータスを把握することもできるようになります。
 
その他、サブスクリプションの期限切れ、オファーの利用、及び返金などの通知を受け取ることができます。
 
これらの機能は、iOS15iPadOS15tvOS15、及びwatchOS8で利用可能です。
 
 
Source:StoreKit 2/Apple,News and Updates/Apple via 9to5Mac
(m7000)

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この記事を書いた人

本職はWebデザイナーでMacBook Airを10年以上愛用中。iPhone Maniaのライターとしては、2020年から活動開始。iPhone歴は4s→6→7→XS→12 Pro Max。

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