KDDI「povo2.0」を発表。基本料は0円、すべてのサービスをトッピングに
KDDIは9月13日、オンライン専用料金プランpovoで、データ通信などのサービスを「トッピング」と呼ぶ選択式に見直し、9月下旬から「povo2.0」として提供すると発表しました。月額基本料を0円とし、必要なデータ量や通話時間をユーザーが自由に組合せられます。
すべてのサービスを「トッピング」に
KDDIが発表した「povo2.0」は、2020年春から提供しているpovoの料金体系を大幅に見直し、すべてのサービスを「トッピング」として選択式で提供する料金プランです。
従来のpovoは「povo1.0」に名称が変わり、「povo2.0」のサービス提供開始に伴い9月下旬に新規受付を終了する予定です。
従来のpovoの利用者は、引き続きサービスの利用を継続できますが、「povo2.0」に変更する場合、SIMカード・eSIMの変更手続きが必要となります。
データ、通話、サービスのオプションを提供
ベースプランとして、月額基本料金0円、月間データ容量0GB、国内通話料は30秒あたり22円(税込)、国内SMS利用料送信(70文字まで)1通3.3円(税込)/受信無料が提供されます。
ユーザーは、「データトッピング」「通話トッピング」「コンテンツトッピング」として、必要なサービスを選択・追加して利用します。
「データトッピング」は、容量によって利用可能期間が決まっており、料金(税込)は以下のとおりです。
- 1GB(7日間):390円
- 3GB(30日間):990円
- 20GB(30日間):2,700円
- 60GB(90日間):6,490円
- 150GB(180日間):12,980円
- 使い放題(24時間):330円
たとえば60GBを購入し3カ月間で使えば、1カ月あたりの料金は2,163円と、1カ月ごとの購入よりも割安になります。
「通話トッピング」の料金(税込)は、5分間のかけ放題が550円、かけ放題が1,650円です。
「コンテンツトッピング」は以下の2サービスが発表されています。
- DAZN使い放題パック(7日間):760円
- smash.使い放題パック(24時間):220円
データトッピング購入でデータ量がもらえるキャンペーンも
KDDIでは、「povo2.0」のサービス開始に合わせた「povo2.0 デビューキャンペーン」を発表しています。
専用フォームで事前エントリーの上で、「povo2.0」で対象のデータトッピングを購入すると、最初に購入したデータ容量に応じて最大20GBのデータ容量がプレゼントされます。
キャンペーン期間は9月13日からで、終了時期は未定です。
Source:KDDI (報道発表, 特設サイト)
(hato)