iPhone13は衛星通信機能を内蔵する可能性〜しかし使えるのは来年モデルに?

    iPhone13 satellite

    iPhone13 satellite
     
    現地時間9月14日午前10時(日本時間9月15日午前2時)より開催されるAppleのイベントで発表見込みのiPhone13シリーズについて、Bloombergのマーク・ガーマン記者が「衛星通信機能が利用可能になるのは来年」と述べています。

    ハードは組み込まれてもソフトは来年まで開発されない

    ガーマン記者はニュースレター「Power On」において、TF Securitiesのアナリスト、ミンチー・クオ氏が最初に予想を発表ユーザーの間でも期待度の高い衛星通信機能について、iPhone13シリーズではおそらく実現しない、と述べています。
     
    ガーマン記者は、衛星通信を可能にするハードウェア自体はiPhone13シリーズに組み込まれる可能性はあるものの、実際に通信できるようにするソフトウェアは早くても来年まで開発されない、と見ています。

    「衛星携帯電話」にはならない

    また衛星通信機能を搭載するとしてもいわゆる「衛星携帯電話」となるわけではない、と断言しています。
     
    同記者によれば、iPhoneで衛星通信を利用して可能になるのは、緊急時のテキストメッセージやSOS信号送信機能であり、スマートフォンがつながりにくい場所で衛星ネットワークが使えるようになるわけではないとのことです。

     
     
    Source:Power On/Bloomberg
    Photo:Apple Hub/Facebook
    (lunatic)

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    この記事を書いた人

    元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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