2021Q2のアジア太平洋地域の5Gスマホ市場はVivoが首位~Appleは4位

    世界中に広がる5Gの画像

    世界中に広がる5Gの画像
     
    世界中で普及が進む5G通信対応スマートフォンですが、アジア太平洋地域では中国メーカーが強いようです。2021年第2四半期(4月~6月)の調査では、トップ3を中国メーカーが占めました。
     
    また、アジア太平洋地域の5G通信対応スマートフォンの出荷台数は、前年同期比で110%増と、2倍以上に増加しています。

    Vivoが215%の成長率で首位

    調査会社のStrategy Analyticsによると、2021年第2四半期におけるアジア太平洋地域の5G通信対応スマートフォンの出荷台数は、前年同期比で110%増加しました。
     
    メーカー別のシェアランキングではVivoが史上初めて首位の座を獲得しています。
     
    2021Q2のアジア太平洋地域の5Gスマホメーカー別ランキング
     
    Vivoの年間出荷台数の伸びは215%であり、前年同期には50%以上のシェアを持っていたHuaweiの落としたシェアをうまく奪うことができました。

    中国メーカーが3位までを独占

    また、2位はXiaomi、3位はOppoと、上位3位までを中国メーカーが独占しています。
     
    Xiaomiは年間286%の出荷台数増加を記録し、中国においてはトップセラーであったとのことです。
     
    また、Vivoと同じグループに属するOppoも3位にランクインしました。
     
    中国メーカー以外ではiPhone12シリーズが好調なAppleが4位にランクインしており、そのシェアは18.5%と、上位との差は大きくありません。
     
    世界中でシェアの高いSamsungは5位で、シェアは6.6%と前年同期から変化がありませんでした。Samsungに関してはフラッグシップであるGalaxy S21シリーズの不調が伝えられています。

     
     
    Source: Strategy Analytics
    (ハウザー)

    この記事がお役に立ったらシェアお願いします

    この記事を書いた人

    本職はSoCの設計者。このためPCやスマホのHW/SW両方に造詣が深く、その知見に基づいた記事を執筆している。スマホ歴はiPhone4→(Android)→iPhone XR→13 Pro。

    特集

    [PR]オフィシャルサイト

    目次