やらかした?バイデン政権スタッフ、CIA職員の顔をSNSで公開

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海外メディアThe Sunは現地時間8月16日、米国のバイデン大統領の政権スタッフが、誤って中央情報局(CIA職員の顔をTwitterで公開してしまったと報じました。

CIA工作員が「顔バレ」

米国版The Sunは、ホワイトハウスの公式Twitterアカウント(@WhiteHouse)が現地時間2021年8月15日に投稿した画像において、米国の対外情報機関であるCIA職員の顔が公開されたと報じました。
 
諸外国において諜報活動や対テロ工作を行うCIAでは、エージェントの安全を確保するために、氏名や顔は原則非公開となっています。
 
ホワイトハウスが投稿したツイートには、アフガニスタンにおけるタリバンの大攻勢を受け、休暇中のバイデン大統領が関係者とオンライン会議を行っている画像が添付されました。
 
画像を拡大すると「CIA」や「ドーハ支局」のキャプション付きでオンライン会議に参加している男性達が写っており、CIA職員だと推察されます。
 

ツイートは炎上

アフガニスタンでは、8月末までの米軍撤退を前に武装勢力のタリバンが攻勢をかけ、8月15日には首都のカブールが包囲され、その後陥落しています。
 
バイデン政権は、タリバンに関する見通しの甘さや、対応の遅れを批判されており、ホワイトハウスのスタッフがツイートを行った背景には、バイデン大統領が適切な対応を行っていることをアピールしたいとの意向があったと思われます。
 
記事執筆時点において、ツイートには約1万件のコメントが付けられ、多くがバイデン政権の対応を批判する内容となっており、一部のTwitterユーザーは、ホワイトハウスのスタッフがCIA職員の顔を公開したことを強く非難しています。
 
SNSでは、Googleが存在しないスマホの画像を投稿する等、「うっかりミス」が散見されますが、今回のホワイトハウスの投稿は笑えないミスとなりました。
 
オンライン会議の画面をSNSに投稿することは、一般の会社員にとっても重大なルール違反のため、リモートワークを行う際には、家族等が撮る写真にPC画面が写らないよう、念のため注意した方が良さそうです。
 
 
Source:ホワイトハウス / Twitter via The Sun
(seng)

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この記事を書いた人

海外経験を活かし2020年からライターとして活動中。日々のお得情報から海外事件まで幅広くカバー。iPhone12 miniを愛用し、iPhone歴通算10年、Android通算5年程度。格安ガジェット好き。

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