次期モデルの発売準備?Apple Watchのチタニウムモデル、店頭受取不可に

    Apple Watch Series 6 Edition スペースブラックチタニウム

    Apple Watch Series 6 Edition スペースブラックチタニウム
     
    Apple Watch Series 6 Editionチタニウムケースモデルの店頭在庫がなくなっている、とBloombergのマーク・ガーマン記者が指摘しています。9月と見込まれる次期モデル発売に向けた在庫調整の可能性があります。

    チタニウムモデルは数カ月前に生産終了?

    Bloombergのマーク・ガーマン記者は、ニュースレター「Power On」の最新号でApple Watch Series 6 Editionチタニウムケースモデルの店頭受け取りができなくなっている理由について、Appleがすでに次期モデル「Apple Watch Series 7」発売を準備しているためだろう、と推測しています。
     
    Appleはチタニウムモデルの販売終了を発表していませんが、799ドル(日本では税込み91,080円)からという価格帯ゆえに販売数量が見込めないため、数カ月前には生産を打ち切っているのではないか、とガーマン氏は述べています。

    国内Apple Storeでも店頭受け取り不可が大半

    筆者が8月2日午前1時頃の時点で、日本国内のApple Storeを確認したところ、チタニウムケース、スペースブラックチタニウムケースとも、ごく一部を除いて店舗での受け取りができませんでした。
     
    配送では2〜3営業日での受け取りが可能と案内されています。
     

     

    「高価な素材のモデルが廃止されても不思議はない」

    ガーマン氏は、「Apple Watch Series 7」でチタニウムモデルが継続されるかは分からないものの、過去のセラミックやゴールドを用いたモデルと同様、高価な
    素材を用いたモデルを廃止しても何ら不思議はない、とも記しています。
     
    また、「1年で型落ちになり、5年もすれば使えなくなるApple Watchに800ドル以上も費やす意味があるだろうか?」と問いかけています。

    デザイン刷新と噂の次期Apple Watch

    「Apple Watch Series 7」については、iPhone12シリーズと同様にフラットなデザインが採用され、新色としてグリーンが追加される、とリーカーのジョン・プロッサー氏が述べています。
     
    Apple Watch Series 7に搭載されるS7チップは複層化により表面積が小さくなるため、バッテリー容量が増える可能性がある、とDigiTimesが報じています。
     
    マーク・ガーマン氏は次期Apple Watchに、Touch IDや、体温、血糖値の測定機能は搭載されない、とも伝えています。
     
    iPhone Maniaでは、Apple Watch Series 7に関する噂をまとめた記事も公開していますので、ご一読ください。
     
     
    Source:Bloomberg via MacRumors
    Photo:Apple
    (hato)

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