Foxconnの鄭州工場、記録的豪雨で操業を一時停止


 
中国南部の河南省鄭州市では、記録的な豪雨により洪水が発生、同市にあるAppleの主要サプライヤー、Foxconnの工場も、操業の一時停止を余儀なくされています。

多くの従業員は自宅勤務や臨時休暇に

The Wall Street Journal(WSJ)によると、洪水によりiPhone組立工場のある鄭州市では大規模な停電が発生、工場は操業を停止しています。
 
Foxconnは鄭州の3カ所に工場を持ち、世界に出荷される全iPhoneの半数以上を生産しています。工場で働く人々の多くはFoxconnが提供する工場敷地内の寮で寝泊まりしています。
 
Foxconnによると、一部生産ラインは稼働を継続しているものの、多くの従業員は現在自宅勤務もしくは臨時休暇を言い渡されているとのことです。

iPhone生産への影響は?

気になるのはiPhone生産への影響です。Foxconnは水害による工場への直接的な被害はないと説明していますが、9月発売と見られるiPhone13シリーズの量産は、つい最近始まったばかりと推測されています。

 
 
Source:The Wall Street Journal
(lunaitc)

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この記事を書いた人

元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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