2021年7月18日17:57公開 / 2021年7月18日21:15更新
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iPhone用OLEDで存在感増す中国BOE、2021年上半期の純利益10倍増の予測
台湾メディアDigiTimesが、中国の大手ディスプレイパネルメーカーであるBOEの2021年上半期(1月〜6月)の純利益が前年同期比10倍増になる見通しだと報じました。BOEは、iPhone12シリーズやiPhone13シリーズ用有機ELディスプレイパネル供給で存在感を増しつつあります。
総出荷数の4分の1がBOE製に
業界関係者によれば、2021年上半期(1月〜6月)のBOEの純利益は125億元〜127億元(約2,100億円〜2,150億円)に達する見通しです。
DigiTimesによれば、BOEは現在、出荷数と市場占有率で世界最大のディスプレイパネルメーカーになっているとのことです。
2021年上半期(1月〜6月)において、BOEのディスプレイパネルは世界全体のスマートフォン、タブレット、ノートパソコン、液晶モニター、テレビ向けにおいて4分の1を占めました。
iPhone13シリーズで供給数増加か
ディスプレイパネル事業が好調なのはBOEだけではなく、台湾AU Optronics(AUO)やInnoluxも同様で、両社ともに前年同期比を大幅に上回る売上高に達すると、DigiTimesは報告しています。
BOEについては、iPhone12シリーズ用OLEDディスプレイパネル供給に成功、iPhone13シリーズ向けに供給数を増やすとの予測が伝えられていました。
Source:DigiTimes
Photo:Appledsign/Facebook
(FT729)
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iPhone Mania編集部
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