iPhone12、時間がたっても価値を維持~リセールバリューはiPhone11より上

    iPhone12シリーズの画像

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    一般にiPhoneのリセールバリュー(購入したものを売りに出すときの再販価格)はAndroidスマートフォンよりも高いといわれていますが、iPhone12シリーズは特に高いようです。調査によると、前世代のiPhone11シリーズよりも高い価値を保っています。

    高いリセールバリューを保つiPhone12シリーズ

    これは、アメリカの中古スマートフォン販売価格サイトのSellCellが調査を行ったものです。
     
    それによると、iPhone11シリーズが発売後6カ月で平均約43.8%のリセールバリューの落ち込みを記録したのに対し、iPhone12シリーズは平均約34.5%しか価値が落ちませんでした
     
    iPhone11シリーズのリセールバリューの落ち込み
     
    iPhone12シリーズのリセールバリューの落ち込み
     
    iPhone11シリーズもiPhone12シリーズも、最初の1カ月で急激な落ち込みを記録するものの、その後リセールバリューは安定し、iPhone12に関しては上昇傾向すら見られます。
     
    iPhone11シリーズのリセールバリューの推移
     
    iPhone12シリーズのリセールバリューの推移
     
    たとえば定価が1,399ドル(約153,998円)のiPhone12 Pro Max 512GBモデルは、最初の1カ月で710ドル(約78,155円)まで価値が下がりましたが、6カ月目には995ドル(約109,527円)まで再び上昇しています。
     
    一方、人気の低迷が伝えられるiPhone12 miniに関しては、定価849ドル(約93,456円)の256GBのリセールバリューは、1カ月後に430ドル(約47,333円)まで下がった後、6カ月後に501ドル(約55,148円)までしか上昇していません。

    Androidよりもはるかに高いリセールバリュー保つiPhone

    Androidスマートフォンと比較するとiPhoneのリセールバリューの高さが際立ちます。
     
    たとえば、Samsungのフラッグシップ スマートフォンであるGalaxy S21シリーズは、発売後3カ月で最大50%も価値が落ちたそうです。
     
    またSellCellは、iPhoneのリセールバリューは新機種が発売されると下がる傾向にあるので、iPhone13の発売前に売却するのが賢明だとアドバイスしています。

     
     
    Source:SellCell via PhoneArena
    (ハウザー)

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