Snapdragon 895+はTSMCの4nmプロセスで製造か

Qualcomm-Snapdragon-821

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Qualcommの次世代チップSnapdragon 895および895+について、著名リーカーが新たな情報をTwitterに投稿しました。

最大の違いは生産者?

Qualcommは2022年後半に、Snapdragon 895のオーバークロック版である「Snapdragon 895+」をリリースするとの噂があります。現時点ではSnapdragon 895+のスペックは不明ですが、リーカーのIce universe氏(@UniverseIce)によると、最大の違いは「生産者」のようです。
 
Ice universe氏はTwitterに、「Snapdragon 895はSamsungの4ナノメートル(nm)プロセスで生産され、Snapdragon 895+はTSMCの4nmプロセスで生産される」と投稿しています。
 

TSMC、シリコン不足からSnapdragon 895を受注せず

これについて米メディアWccftechは、Snapdragon 895についてはシリコン不足のため、TSMCがQualcommの注文を受けなかったのではないかと推測しています。
 
そしてTSMCがSnapdragon 895の量産を受注しなかったのは、Appleのシステム・オン・チップ(SoC)を優先したためと考えられています。一時期はSnapdragon 895についてもTSMCが生産を担当するとの情報が流れていました。

 
 
Source:Ice universe/Twitter via Wccftech
(lunatic)

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この記事を書いた人

元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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