2021年7月3日20:04公開 / 2021年7月4日10:06更新

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Xiaomi、ベゼル内に自撮りカメラを格納したデバイスの特許を取得

xiaomi ベゼル カメラ


 
Xiaomiは、デバイスの黒い縁(ベゼル)の中に自撮りカメラを埋め込むことで、“すべてがスクリーン”の状態を実現させたスマートフォンの特許を取得しました。

パンチホールカメラよりも安価に実装可能

Xiaomiが6月2日と3日付けで欧州特許庁と米国特許商標庁からそれぞれ取得した特許“携帯端末のディスプレイ背後のカメラを光の屈折によりフロントディスプレイにつなげる”には、自撮りカメラがデバイスのディスプレイの縁に格納されている様子が描かれています。
 
透明な領域が、カメラをディスプレイの縁を通すのに使用されています。入ってきた光源は、ディスプレイパネルを通り、透光性のある素子を通ってカメラのレンズに照射されます。光を通す部分には光ファイバーが使用されていますが、代わりにプリズムを使用することも可能です。
 
xiaomi ベゼル カメラ
 
ベゼルの中に自撮りカメラを埋め込むことで、“すべてがスクリーン”の状態に近いスマートフォンを作ることができます。
 
デバイスのディスプレイ占有率を上げるための方法は他にもありますが、今回のXiaomiの特許技術はパンチホールカメラよりも安価で実装可能とされています。

Xiaomiはディスプレイ下埋込み型カメラにも注力

Xiaomiはまだディスプレイ下埋込み型カメラを実際に搭載したデバイスを販売していませんが、すでに同技術はバージョン3.0まで開発が進んでいる、と伝えられています。
 
特許技術がどのようなデバイスに使用されるのかは定かでありませんが、ディスプレイ下埋込み型カメラの搭載が難しい廉価なモデルから実装が始まる可能性は十分考えられる、とLetsGoDigitalはコメントしています。
 
Xiaomiは、5月にディスプレイ下埋込み型フリップ・カメラ搭載スマホの特許も取得しています。
 
 
Source:LetsGoDigital
(lexi)

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iPhone Mania編集部

iPhone Mania編集部です。iPhone、MacなどApple製品が大好きな国内外のライターが集まり、2013年から記事を執筆しています。Apple製品の最新情報から使い方、お役立ち情報まで、幅広くお伝えしていきます!

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