TikTok、AppleのApp Clipsに似た統合機能「Jump」を発表

    TikTok Jump

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    TikTokは現地時間6月21日、「TikTok Jump」と呼ばれる新機能を発表しました。この機能は、TikTokに組み込まれたサードパーティー製のミニアプリで、コンテンツ制作者やユーザーが利用できます。Appleの「App Clip」のように、TikTokから離れることなく動画内のミニアプリにアクセスできます。

    TikTok、新機能「TikTok Jump」を発表

    新機能「Jump」はTikTokのWebサイトにて発表され、どのように機能するかが紹介されています。開発者は、ソーシャルネットワークで共有されている動画を通じて全てのTikTokユーザーが利用できるミニアプリを作成できるようになります。
     
    ミニアプリを使用することで、ユーザーはApp Storeからフルアプリをダウンロードしなくても、Jumpのボタンをクリックするだけで、情報の確認や一部のオプションの操作が可能になります。TikTokは、Wikipedia、BuzzFeed、Quizletなどのパートナーと協力してこの機能を開発してきました。
     

    TikTok Jumpは、クリエイターが魅力的で有益なコンテンツをTikTokで共有するための新しい方法です。この新機能は、サードパーティープロバイダーによって構築されたミニプログラムで、クリエイターが動画内でリンクできるサービスです。世界中のユーザーは、これらのリンクをクリックすることで、レシピの検索、クイズへの挑戦、便利な学習ツールの発見などを行うことができ、コミュニティにさらにダイナミックで実用的な体験を提供します。

    ミニアプリの開発は比較的簡単

    JumpはHTML5に基づいており、Webプログラミングに慣れている人であれば、TikTok用のミニアプリを開発するプロセスは非常に簡単です。誰でもJumpを作成し申請できますが、実際に承認されるのは有用なものだけだということです。
     
    この新機能はシステム全体では機能しないものの、AppleのApp Clipとそれほど大きな違いはないようです。Appleは、開発者がアプリをインストールする必要なく主要な機能の一部だけを提供できるようにするための方法として、iOS14でApp Clipを導入しました。
     
    Jumpは、一部のユーザーを対象にベータ版として提供されていましたが、現在はより多くのユーザーに徐々に展開されているようです。
     

     
     
    Source:TikTok via 9to5Mac
    (m7000)

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    この記事を書いた人

    本職はWebデザイナーでMacBook Airを10年以上愛用中。iPhone Maniaのライターとしては、2020年から活動開始。iPhone歴は4s→6→7→XS→12 Pro Max。

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