4,000mAhをわずか8分で100%充電〜Xiaomiが新充電技術を発表

xiaomi ワイヤレス充電 急速充電

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充電スピードの進化が止まりません。Xiaomiは新たなHyperCharge技術を発表、4,000mAhのバッテリーを最短8分で満タンにするデモンストレーションを披露しました。

ワイヤレス充電でも15分

Xiaomiは昨年も80Wのワイヤレス充電を発表、4,000mAhのバッテリーを19分で100%充電する技術を公開していました。今回は200Wの有線充電で8分、120Wのワイヤレス充電で15分なのでさらにスピードが上がった計算です。実験には、2021年3月に発表されたMi 11 Proのカスタムメイドモデルが使用されました。
 


 
あくまでも現時点では実験に過ぎず、HyperChargeがどの段階で製品に実装されるかは不明です。発売されているMi 11 UltraやMi 11 Pro、Redmi K40シリーズでは高速充電がサポートされているものの、最大で67Wです。
 
ニュースサイトMySmartPriceは「ある国で製品を商業的に利用できるようにするには、安全性や熱管理、認証といった多くの要素が絡んでくる」とし、最新性能を誇るプレミアムモデルに搭載されるのは、今発表したところで早くとも年の終わりか来年の初め頃になるだろうと予測しています。

充電技術の向上にこだわるXiaomi

スマートフォン企業の中でも、Xiaomiは以前からワイヤレス充電を始めとした充電テクノロジーに強いこだわりを見せてきました。
 
最近も、最大3台のデバイスを同時に充電可能な「AirPower」風ワイヤレス充電パッド「Mi Multi-coil Fast Wireless Charging Pad」を発売したばかりです。これは、AppleのAirPowerが克服できなかった発熱問題をクリアしたとされており、Xiaomiの高い技術力を改めて消費者の間に知らしめることとなりました。
 
このほかにも1月には、充電器との接触を必要とせず、充電器の近距離にいるだけで充電が可能な「Mi Air Charge Technology」を発表しています。
 
 
Source:Twitter-Xiaomi(1)(2),MySmartPrice
(kihachi)

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この記事を書いた人

丸みを帯びたiPhone3GSの筐体に惚れ込み、Apple信者を誓ったのも今は昔。2014年から始めたライター業がきっかけで、気づけばXiaomiやHuaweiなど中華スマホにも手を出す浮気症に。

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