ジョナサン・アイブ氏、米美大の卒業スピーチを動画で

ジョナサン・アイブ

ジョナサン・アイブ
 
Appleで最高デザイン責任者を長年務めたジョナサン・アイブ氏が、米カリフォルニア美術大学の2021年の卒業スピーチを動画で発表しました。

革新的なデザインは平凡なものに逆らう手段

2019年にAppleを去ってからというもの、自社ブランド「LoveFrom Jony」の立ち上げや、新製品発表イベントの会場でiPhone11を触ろうとして制止されるなど、動向に注目が集まっていたアイブ氏ですが、同氏は教育にも積極的に携わっており、英名門美術大学ロイヤル・カレッジ・オブ・アート(Royal College of Art:RCA)の総長(Chancellor)にも就任しています。
 
アイブ氏は今回、カリフォルニア美術大学(CCA)の2021年の卒業スピーチを動画で発表したと報じられました。
 
約14分にわたってアイブ氏が行ったスピーチは示唆に富んでおり、「イマジネーションと創造性により独自性が生まれ、革新的なデザインは平凡なものに逆らう手段である」など、学生たちが卒業後もずっと覚えておくべき内容となっています。
 

意見はアイデアではない。意見はアイデアほど重要ではなく、意見は単なる意見でしかない。(中略)好奇心を持つことで学習意欲が高まる。学びたいと思うことは、正しいことよりもはるかに重要だ。(中略)イマジネーション、深くて新しい考え方、強力なアイデアがなければ、私たちの実践には何の目的もない。

 

 
 
Source:Showstudio via 9to5Mac
(lexi)

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この記事を書いた人

ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

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