DXOMARKのバッテリーテストでiPhone12 Pro Maxが4位にランクイン

    DXOMARKのバッテリーテストを行うロボットの画像

    DXOMARKのバッテリーテストを行うロボットの画像
     
    スマートフォンのカメラ画質テストで知られるDXOMARKが新たに、スマートフォンのバッテリーを評価するテストの結果を公開しました。1位はSamsung Galaxy M51で、4位にAppleのiPhone12 Pro Maxがランクインしています。

    総合的なバッテリーテストを実施

    このDXOMARKのバッテリーテストは以下の3項目に対して評価を行います。
     

    • autonomy: バッテリーがどれくらい持続するか
    • charging: バッテリーを充電するのにどれくらいの時間がかかるか
    • efficiency: 端末がバッテリーの充電をどれくらい効率よく行えるか

     
    これらのテストは実際の使用環境を再現して行われます。たとえばautonomyのテストでは、電波が遮断された室内にWi-Fiアンテナとセルラーリピーターが設置され、測定精度や再現性に影響を与える外乱から隔離された状態で行われます。
     
    DXOMARKバッテリーテストのファラデールームの画像
     
    また、照明システムにより実際の光量が再現され、照度センサーによるディスプレイの明るさの変化も考慮されています。
     
    DXOMARKバッテリーテストの光量の変化

    Samsung Galaxy M51が1位、iPhone12 Pro Maxが4位

    テスト結果によると、Samsung Galaxy M51が1位であったとのことです。
     
    DXOMARKバッテリーテスト結果の画像
     
    Galaxy M51には7,000mAhの大容量バッテリーと、消費電力の低いSnapdragon 730が搭載されているため、このような良好な結果が得られました。
     
    AppleのiPhoneシリーズのなかでは、iPhone12 Pro Maxが4位にランクインしました。バッテリー容量は3,687mAhと大きくはありませんが、iOSの優れたバッテリー管理のおかげで、高いスコアを得ています。
     
    また、SamsungのフラッグシップスマートフォンであるGalaxy S21 Ultra 5Gは、搭載しているSoCがSnapdragon 888かExynos 2100かによって大きくスコアが異なるという興味深い結果となりました。
     
     
    Source:DXOMARK(1), (2) via wccftech
    (ハウザー)

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    この記事を書いた人

    本職はSoCの設計者。このためPCやスマホのHW/SW両方に造詣が深く、その知見に基づいた記事を執筆している。スマホ歴はiPhone4→(Android)→iPhone XR→13 Pro。

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