また1社、Androidスマートフォン製造から撤退〜他の分野への投資に切り替え
ベトナムVinsmartがAndroidスマートフォンの製造から撤退し、他の分野への投資に切り替えると発表しました。
ベトナム内で4位のベンダーが撤退
韓国LGがAndroidスマートフォンの製造から撤退し、事業を売却すると報じられたばかりですが、今度はベトナムで販売台数4位のベンダーであるVinsmartが撤退すると発表しました。
同社は、ベトナム内で10%のマーケットシェアを獲得、Samsung、Oppo、Vivoに次いで4番目に人気のメーカーでした。
Vinsmartは2018年6月にVsmartスマートフォンの生産を開始し、3年間で19機種を市場に投入してきました。
Vinsmartスマートフォンの販売国には米国も含まれていると、Gizchinaが伝えています。同社は今後、スマートカーなどへの投資に切り替えるとのことです。
ソニーは販売台数減も、売上、利益ともに増加
撤退が相次ぐAndroidスマートフォンの製造販売において、ソニーは販売台数を減らしながらも利益をあげていると、Gizchinaは指摘しています。
Xperiaの2021年第1四半期(1月〜3月)の販売台数は約40万台と、これまでで最少の実績でしたが、売上金額が6億8,070万ドル(約740億円)、利益金額が2億5,496万ドル(約275億円)に達したとGizchinaが伝えています。
ソニー以外のベンダーにも、機種の集約化や魅力的なデバイスの投入で改善する余地はありそうです。
Source:Gizchina
Photo:STAR 5/Vsmart
(FT729)
iPhone Mania編集部
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