Apple IDの「オートチャージ」機能が登場。金額かスケジュールを指定可能
Apple IDの残高を自動で追加できる「オートチャージ」機能が提供されています。残高が指定金額以下になった場合、もしくは一定期間ごとに残高を自動追加することができます。
App Storeなどから設定可能
Apple IDの残高は、App Storeでのアプリ課金や、Apple MusicやApple Oneの料金支払い、iTunes StoreやApple Booksでのコンテンツ購入に利用できます。
Apple ID残高のオートチャージ機能の設定画面は、iPhoneの場合「App Store」アプリなどから自分のアイコン>自分の名前をタップして「アカウント」画面から「Apple IDに入金」を選択すると開くことができます。
残高とスケジュールで指定可能
オートチャージの設定方法は、「残高不足」と「スケジュール設定」の2つがあります。
「残高不足」を選ぶと、Apple ID残高が指定額を下回った時にオートチャージが実行されます。オートチャージの実行基準となる「最低残高」は100円〜5,000円の範囲で、チャージ額は1,000円〜30,000円の範囲で、それぞれ選択できます。
「スケジュール設定」を選ぶと、指定した頻度で指定額がApple ID残高に追加されます。頻度は「毎週」か「隔週」なら指定曜日、「毎月」なら指定日にオートチャージが実行されます。チャージ額は、500円〜30,000円の範囲で選択できます。
指定したオートチャージの1日前までなら、オートチャージをキャンセルすることが可能です。
ユーザーにとってのメリットは不明
オートチャージ機能の目的は、Apple IDの残高不足を防ぐことですが、有料アプリ等の購入にはキャリア決済(ソフトバンク、NTTドコモ、au)やクレジットカードの設定が必要であり、また、オートチャージした場合はこれらの決済方法で支払いが実行されるため、オートチャージのメリットは薄いように思われます。
Apple関連情報メディアのiをありがとうは、今後、オートチャージを対象としたキャンペーンが実施されるかもしれない、と推測しています。
10%ボーナスキャンペーンも実施中
現在、Apple IDへの残高追加に対して、10%のボーナスが受け取れるキャンペーンが実施されています。
10,000円分の残高を追加すると、ボーナスの1,000円分と合わせた11,000円分が残高に追加されます。
キャンペーン期間は6月3日までで、利用可能なのは1人につき1回のみです。
Source:Apple(利用規約) via iをありがとう
(hato)