AirTagに簡単にアクセス可能な「開発者モード」が発見される

    AirTag 開発者モード

    AirTag 開発者モード
     
    Appleの紛失防止タグAirTagに、「開発者モード」が発見されました。iPhone11シリーズとiPhone12シリーズから簡単に呼び出して、iPhoneが取得した情報をリアルタイムで表示できます。

    iPhoneから取得した情報をリアルタイムで表示

    AirTagを購入したものの、iPhoneとの接続がうまくいかないと嘆いていたRedditユーザーのcyem氏が偶然、AirTagの「開発者モード」を発見しました。
     
    開発者モードに入ると、AirTagの方向などの情報だけでなく、iPhoneのジャイロセンサーや加速度計の情報、通知音や振動の状況がリアルタイムに表示されます。
     
    同モードでは「INTERACTIVE MODE」と「PROXIMITY MODE」の切り替え、探す画面の色や透過度の変更、AirTagの位置を示すドット数の変更、「エコモード」のオンオフが操作可能です。また、実際のAirTagの位置に関係なく動作するデモを見ることもできます。

    AirTagの名前を4回タップすると開発者モードに

    開発者モードには、U!チップ搭載のiPhone(iPhone11シリーズ、iPhone12シリーズ)の「探す」アプリでAirTagを探す画面で、AirTagにつけた名前を4回タップすると入ることができます
     
    再びAirTagの名前を4回タップすると、通常モードに戻ることができます。
     
    筆者も試してみたところ、米メディアMacRumorsがコメントしているように、一般のユーザーには特にメリットもデメリットもなさそうです。それでも、AirTagを探す動作の背後でiPhoneが行なっている処理を垣間見て楽しむことができます。
     
     
    Source:cyem/Reddit, MacRumors
    (hato)

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    この記事を書いた人

    2013年からライター&編集担当として活動。2007年、駐在中のシリコンバレーで発売直後の初代iPhoneに触れて惚れ込む。iPhone歴は3GS→5s→6 Plus→7 Plus→XS Max→12 Pro Max→14 Pro。

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