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2021年5月3日 18時42分

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TSMCの米アリゾナ州工場が本格始動へ〜すでに250人超の米国人雇用

TSMC ロゴ


 
台湾を拠点とし、iPhoneのチップを単独供給している半導体企業TSMCが、新たに建設中である米アリゾナ州の工場でエンジニアなどの雇用を始めていることが分かりました。

すでに250人以上の従業員を雇用

新たに報じられたところによると、世界最大の半導体製造ファウンドリTSMCは、米アリゾナ州工場の建設に計120億ドル(約1兆3,150億円)の資金を投じ、2029年までに1,128エーカー(455ヘクタール≒東京ドーム97個分)の敷地を有する計画を持っているそうです。
 
また、すでに250人以上の米国人スタッフがオペレーションや人的資源部門、エンジニアとして雇用されていることも判明しました。このうちの100人ほどは12カ月〜18カ月の長期研修のために台湾の“ギガ工場(超巨大工場)”へ派遣されたそうで、TSMCが本腰を入れて生産拠点を構築していることが分かります。
 
米工場を統括するリック・キャシディ最高経営責任者(CEO)は「我々はすでに250人以上の優秀なエンジニアを雇用し、最も先進的な工場の運営を任せている。きっと業界を牽引する技術を米国にもたらしてくれるだろう」とし、アリゾナ州の工場から世界を変えていくような技術を発信していくと熱を込めて語りました。

5nmプロセス技術をメインに

2020年5月の時点で、TSMCはアリゾナ州に半導体工場を設立することを明らかにしていました。これは前トランプ政権によって始まった、対中国政策の一環ですが、安全保障に関連する先進技術が中国に渡ることを警戒する動きは現バイデン政権になっても変わらず、工場の移転を始めとした働きかけは続いています。
 
技術力や生産設備でライバルを圧倒するTSMCは、アリゾナ州の工場で5nmプロセス技術での半導体を製造する見込みで、実現すれば台湾国内以外にも重要な生産拠点ができることになります。5nmプロセス技術は、iPhone12シリーズに搭載されているA14 Bionicチップに採用されており、搭載されているトランジスタは118億個に上ります。
 
 
Source:PhoneArena
(kihachi)

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