政府がデジタル庁創設に向けて中途採用を実施、iOSエンジニアも

    デジタル庁 HP

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    政府は、2021年9月に創設される「デジタル庁」向けに民間人材の中途採用を行うと発表しました。iOSエンジニアも募集対象となっています。

    デジタル庁を創設

    日本経済新聞は4月27日、日本政府がデジタル庁向けの非常勤職員約40名の公募を開始したと報じました。4月に先行採用を実施しており、今回が第二弾の募集となります。
     
    NHKによると、本年1月の公募の際には、35名の採用枠に対して1,400人以上の応募があった模様です。また、6月には幹部クラスとなる常勤職員の公募が行われる予定です。
     
    デジタル関連については、厚生労働省が開発した新型コロナウイルス接触確認アプリ「COCOA」において、委託任せの構造により不具合が長期間放置されるなど、政府の知見不足が指摘されていました。
     
    デジタル庁の創設や専門人材の採用により、行政手続の電子化など、デジタルトランスフォーメーションが進むことが期待されています。

    エンジニアや広報担当等を募集

    政府が開設した「デジタル庁創設に向けた準備サイト」では、中途採用の募集職種や応募条件等が掲載されており、今回募集されている分野は以下の通りです。
     

    • ユーザーインターフェイス(UI)/ユーザーエクスペリエンス(UX)
    • エンジニアリング
    • セキュリティ
    • プロジェクトガバナンス
    • プロジェクトマネジメント
    • 広報・マーケティング
    • 民間人事

     
    準備サイトによると、今回募集される人材は、各専門分野の主要メンバーや先行実施プロジェクトの担当者となることが想定されています。
     
    例えば、エンジニアリングの分野ではiOSエンジニア1名が募集されており、業務内容にはiOS領域における開発チームへの技術アドバイス等が挙げられています。
     
    iOSエンジニアの応募条件には「iOSアプリの開発実務経験3年以上」や「Swiftを用いたアプリの開発実務経験1年以上」等が必須条件として定められています。
     
    なお、非常勤の一般職国家公務員としての採用のため、週2日~4日程度の勤務となり兼業も可能です。
     
    他の職種の業務内容や、応募方法については以下の中途採用ページをご確認ください。
     

     
     
    Source:デジタル庁創設に向けた準備サイト, 日本経済新聞, NHK
    (seng)

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    この記事を書いた人

    海外経験を活かし2020年からライターとして活動中。日々のお得情報から海外事件まで幅広くカバー。iPhone12 miniを愛用し、iPhone歴通算10年、Android通算5年程度。格安ガジェット好き。

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