スマホ事業から撤退のLG、Android 12アップデートを受けるモデルもあると主張

lg
 
業績不振を理由として、スマホ事業からの撤退を発表した韓国LGですが、同社のスマホモデルの中にはAndroid12のアップデートを受けるものもある、と韓国語の公式サイトで記しています。米メディアThe Vergeによれば、これまでのLGのサポート体制を考慮すると、ほとんどのモデルは更新が受けられない可能性が高いとのことです。

韓国語サイトにのみ“Android 12”の記載

スマホ事業から撤退を決めたLGは、プレスリリースとよくある質問のページ(米国)で、セキュリティとOSのアップデートを限定的に提供すると記載しています。
 
LGの韓国語サイトには、「限られたモデルのみAndroid 12のアップデートを受けることができます」と記されていますが、The VergeがLGに直接問い合わせたところ、「ソフトウェアアップデートに関する詳細は、近日中に発表する予定だ」とのみ返答があったようです。

ほとんどのLGスマホはまだAndroid 11のアップデートも未受信

The Vergeは、LGはスマホ事業からの撤退を発表する前からOSアップデートで遅れを取りがちで、仮にAndroid 12が提供されるとしても、WingやV60などのごく限られたハイエンド端末のみになるだろう、と推測しています。
 
LGスマホのほとんどはまだAndroid 11のアップデートを受けておらず、今年後半にもつれ込むと予測されるため、Android 12のアップデートがもし実現するとしてもずっと先になってからというのがThe Vergeの見方です。
 
 
Source:LG via XDA Developers, The Verge
(lexi)

この記事がお役に立ったらシェアお願いします

この記事を書いた人

ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

特集

目次