Microsoft、米陸軍向けARヘッドセットを生産すると発表

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Microsoftは3月31日、米陸軍向けのARヘッドセットを生産することで合意したと発表しました。

軍事用ARヘッドセットを供給へ

Microsoftは現地時間3月31日に公式ブログを更新し、今後米陸軍と連携して、自社のヘッドセット「HoloLens」をベースとした戦闘部隊向け拡張現実(AR)ヘッドセットを生産すると発表しました。
 
Microsoftは、自社のクラウドサービス「Azure」の技術をARヘッドセットに活用することで、兵士が様々な状況において情報共有や意思決定を行うことが可能となり、兵士の安全確保にもつながると表明しています。
 
Microsoftと米陸軍は、2年以上前から協力してARヘッドセットの開発に取り組んでおり、このたび試作段階から本格的な生産段階に移行しました。
 
共同通信は4月1日、Microsoftと米軍の契約は、10年間で12万台以上のヘッドセットを供給する契約となっており、対価は最大218億ドル(約2兆4,000億円)となると報じています。
 
Microsoftは公式ブログにおいて、ARヘッドセットを採用した米陸軍への感謝を述べるとともに、「米陸軍近接戦闘部隊とのパートナーシップを構築していくことを楽しみにしている」と表明しました。
 
Appleも数カ月以内にMRヘッドセットを発表することが噂されており、今後は軍事用、民生用ともに一段とヘッドセットの普及が進む可能性があります。
 
 
Source:Microsoft via 共同通信
(seng)

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海外経験を活かし2020年からライターとして活動中。日々のお得情報から海外事件まで幅広くカバー。iPhone12 miniを愛用し、iPhone歴通算10年、Android通算5年程度。格安ガジェット好き。

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