Qualcommが任天堂Switchに似たゲーム機を開発中で2022年発売?

    任天堂Switchの画像

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    スマートフォン向けシステム・オン・チップ(SoC)で高いシェアを持つQualcommがゲーム機を開発中であるという情報が入ってきました。任天堂Switchのような見た目と機能で、2022年に発売予定だそうです。

    内蔵ディスプレイでも外部ディスプレイでも遊べるゲーム機

    このQualcommのゲーム機の見た目は任天堂Switchに似ているそうです。
     
    機能も似ており、着脱式のコントローラがゲーム機の左右に配置され、ディスプレイを内蔵しつつテレビにも接続できます
     
    本体は放熱のために厚みのある設計となっており、空いたスペースを使って6,000mAhのバッテリーを内蔵しているそうです。
     
    ディスプレイのサイズは不明ですが、XDAのミシャール・ラーマン氏(@MishaalRahman)はTwitter上で6.65インチのFull HD+解像度のディスプレイであるとしています。
     

    次世代のSnapdragonを搭載?

    発売日が2022年第1四半期と予想されていることから、このゲーム機には次世代のSnapdragonシリーズのSoCが搭載されると思われます。このゲーム機向けのカスタムチップになるのかどうかは不明です。
     
    また、Qualcommの5G通信対応モデムであるX55を搭載し、5G通信に対応するそうです。そのほかには、SDカードスロット、Bluetooth、GPS、加速度センサーなどが内蔵されます。
     
    OSとしてはカスタマイズされたランチャーを備えたAndroid 12が搭載されるそうです。
     
    目標価格は300ドル(約32,558円)とのことですが、正確な構成やバンドル内容は不明です。

    パートナーを刺激するための製品

    Qualcommこのゲーム機で任天堂を打ち負かそうとしているわけではないそうです。
     
    スマートフォンなどのモバイル機器によるゲームと専用ゲーム機の境界があいまいになっていく中で、Qualcommは新しいフォームファクタを探求するパートナーたちをこの製品によって刺激したいと考えているといいます。
     
    発売までにはまだ1年あることから、商業的可能性やその他さまざまな理由でQualcommがこのゲーム機の発売を中止する可能性もあります。

     
     
    Source:Android Police, Mishaal Rahman(@MishaalRahman)/Twitter
    (ハウザー)

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