2020年第4四半期に製造されたiPhoneの約90%がiPhone12シリーズ

    iPhone12シリーズの画像

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    2020年に登場したiPhone12シリーズは非常に高い人気を誇っています。2020年第4四半期(10月~12月)に製造されたiPhoneのうち約90%がiPhone12シリーズであったとのことです。2021年第1四半期(1月~3月)においても約80%を占めるといわれています。

    iPhone製造の約90%がiPhone12シリーズ

    台湾の調査会社であるTrendForceによると、Appleが2020年第4四半期に製造したiPhoneは7,760万台であったとのことです。
     
    このうち、iPhone12シリーズは約6,980万台であり、全体の約90%を占めました。iPhone12シリーズの高い人気を証明する数字であるといえます。
     
    この7,760万台という数字はライバルのSamsungよりも1,000万台以上多い数字であり、Gartnerの調査と同じく、2020年第4四半期にAppleはSamsungを抜いてスマートフォンシェアランキング1位に躍り出たとしています。
     
    新型コロナウイルスの影響で世界のスマートフォン販売におけるハイエンドモデルのシェアは縮小しましたが、Appleは5G通信対応モデルの導入や積極的な価格戦略によって逆風を押し切ったとのことです。

    2021年第1四半期も約80%がiPhone12シリーズ

    2021年第1四半期になってもiPhone12シリーズの勢いは続くとみられ、iPhoneの総生産台数が5,400万台に達するのに対し、そのうち約80%がiPhone12シリーズになる見込みです。
     
    TrendForceの予測では、2021年第1四半期は再びSamsungがAppleを抜いてシェアランキングトップになる見通しです。
     
    この四半期はスマートフォン市場全体も好調であり、販売台数が予想を上回るとみられます。

     
     
    Source:TrendForce via AppleInsider
    (ハウザー)

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