【iOS14.5】「持ち物のセーフティ通知」はストーカー防止機能

持ち物のセーフティ通知

持ち物のセーフティ通知
 
現在開発者および登録ユーザー向けにベータ3が公開されているiOS14.5では、「探す」アプリに新機能「持ち物のセーフティ通知」が追加されていることがわかりました。

新機能「持ち物のセーフティ通知」

iOS14.5ベータ3では、「探す」アプリの「自分」タブに含まれる「通知」部分に、新たに「持ち物のセーフティ通知」という項目が追加されています(トップ画像)。
 
これは誰かが持ち物の中にAirTagsのような追跡可能なトラッカーを忍ばせて、ストーカー行為を働くのを防止するための機能です。

オフにすると警告が表示

このトグルはデフォルトではオン(緑)になっています。これをオフ(グレー)にしようとすると、警告がポップアップ表示されます(下の画像)。
 
持ち物のセーフティ通知
 
つまりこの機能をオンにしておくと、誰かにAirTagsやTileなどの位置情報追跡が可能なデバイスを勝手にカバンなどに入れられると、iPhoneがそのトラッカーを見つけ、警告してくれます。また相手に現在地情報が送信されるのも防いでくれます。
 
Appleは3月にオンラインイベントを開催し、AirTagsなどを発表すると予想されています。

 
 
Source:Benjamin Mayo/Twitter via MacRumors
(lunatic)

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この記事を書いた人

元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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