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2021年2月10日 01時16分

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慶応大学病院、Apple Watchを活用した臨床研究を開始。ユーザーの参加を募集

Apple Watch Heart Study


 
慶応大学医学部と慶応大学病院は2月1日、Apple Watchを使った臨床研究Apple Watch Heart Study」の開始を発表し、研究の参加者を募集しています。最新OSのインストールされたiPhoneとApple Watchのユーザーなら、研究に参加することができます。

Apple Watchの計測データを解析

慶応大学病院が開始した臨床研究Apple Watch Heart Study」は、Apple Watchで計測する脈拍などのヘルスケアデータや、独自の研究用アプリで収集する調査データの解析により、睡眠中と安静時の脈拍と生活習慣の関連を分析します。
 
研究の参加者は、脈が跳ぶ、脈が速い、胸が痛いといった異常を感じた時にアプリで申告することで、心電図やヘルスケアデータの変化が解析されます。
 
研究では、睡眠中の脈拍の見守りの実現を目標にしています。
 
Apple Watch Heart Study
 

臨床研究の参加者を募集

臨床研究の参加者は、iOS14.0以降がインストールされたiPhoneと、watchOS7.0以降がインストールされたApple Watchに、研究用アプリ「Heart Study AW」をダウンロードして使用します。
 
研究への参加には、Apple Watchを睡眠中7日間装着し、質問票に回答できること、日本語が理解できる20歳以上の日本国民で、研究の参加に同意できることが必要です。
 
データの記録には、iPhoneの「ヘルスケア」アプリで睡眠スケジュールが設定されている必要があります。
 
参加者は起床時に、熟眠度、夜間起床回数、夜間動悸回数、前日の飲酒、朝の体調についての質問に回答します。
 
Apple Watch Heart Study
 
研究成果は、学会や論文での発表が予定されており、参加者個人への直接的な利益提供は行われません。
 
研究では、個人が特定できるデータは収集されず、研究への参加はいつでも中止できます。また、参加に費用負担は不要です。
 

 

心房細動患者を対象とした臨床研究も実施

研究は、全国のApple Watchユーザーから収集する心拍数などのビッグデータ解析に先立って、「Apple Watch Heart Study 慶応版」として、慶応大学病院に通院する心房細動患者の協力により臨床現場で使用する心電図検査とApple Watchの心電図アプリから得られるデータの比較も行われています。
 
また、ヘルスケアデータと睡眠、飲酒、ストレスの関係を人工知能で解析することで、どのような時に不整脈になりやすいかを推定するアルゴリズムの構築も目指します。

2019年にはティム・クックCEOが訪問

研究の実務責任者をつとめる、慶応大学医学部循環器内科特任講師の木村雄弘氏は、初代Apple Watchが発売された2015年当時から、Apple Watchを活用した心臓疾患治療に取り組んでいます。
 
2019年12月に、Appleのティム・クック最高経営責任者(CEO)が来日した際は、慶応大学病院を訪問し、木村氏から治療について説明を受けています。
 


 
 
Source:慶應大学病院 (報道発表, Apple Watch Heart Study), CNET Japan
(hato)

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