宅配事業者や銀行等を装った不審なSMSに注意 ドコモが注意喚起を実施

docomo NTTドコモ ロゴ

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NTTドコモは1月23日、宅配事業者の不在通知や銀行等を装った不審なSMSが出回っている、として注意を呼びかけています。

不審なSMSに記載されたURLはクリックしない

ドコモは、佐川急便や日本郵便といった宅配事業者や銀行等を装った不審なSMSが出回っており被害報告も出ている、として注意喚起を行なっています。
 
不審なSMSにはURLが記載されており、リンク先ではGoogle Chromeに酷似した不審なアプリのインストールを促されたり、dアカウントログインサイトや金融機関に酷似したサイトに誘導され、個人情報の入力を促されたりします。
 
不審なアプリのインストールを行なった場合、身に覚えのないSMS送信が行われる、不正な決済が行われるといった被害も報告されているとのことです。
 
ドコモは、不審なSMSを受信した場合にはSMSを削除するか、記載されたURLリンク先にアクセスしたり不審なアプリをインストールしないよう、注意を呼びかけています。

不審なSMSに記載されたURLのリンク先の例

 

不正アプリがインストールされるケース

 
不正アプリがインストールされるケース
 
こちらは不正アプリがインストールされるケースの画面です。
 
Google Chromeのアップデートを促すためのメッセージが表示され、その後不正アプリのダウンロード、インストールへと進みます。このとき、ダウンロードやインストールのボタンは絶対タップしないようにしてください。
 

金融機関の個人情報を詐取されるケース

 
金融機関の個人情報を詐取されるケース
 
こちらは金融機関の個人情報を詐取されるケースの画面です。
 
銀行口座が不正利用されてしまったような偽のメッセージが表示され、金融機関の公式サイトに酷似した偽のサイトに遷移します。個人情報を入力してしまわないよう、ご注意ください。

Google Chromeに酷似した不正アプリの例(Androidの場合)

Google Chromeに酷似した不正アプリの例
 
こちらはAndroid端末でGoogle Chromeに酷似した不正アプリをインストールしてしまった例です。本物のGoogle Chromeアプリが最初からインストールされている場合、アプリ一覧には本物と偽物の2種類のアプリが混在して表示されます。
 
Google Chromeに酷似した不正アプリの例-2
 
なお、偽物のGoogle Chromeアプリは、アプリの権限の中にSMSが含まれています。このようなアプリが存在する場合は、すぐにアプリのアンインストールをしてください。
 
 
Source:NTTドコモ(1),(2)
(kotobaya)

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この記事を書いた人

2016年より専業Webライターとして活動。iPhone使用歴は11年以上。iPad、MacBook Pro、Apple Watch、AirPods Pro、AirTagなどApple製品を愛用。

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