Lenovo、ビジネス向けにスマートグラスThinkReality A3を発表

Lenovo ThinkReality A3

Lenovo ThinkReality A3
 
Lenovoはビジネスユーザーをターゲットとしたスマートグラス「ThinkReality A3」を、現在オンラインで開催中のCES 2021において発表しました。

メガネに近い形状へと進化

ThinkReality A3は、同社の初代スマートグラス「ThinkReality A6」の2世代目となります。初代のA6が存在感のあるヘッドセットだったのと比べると、A3は限りなく「メガネ」に近い形状となっています。
 
ThinkReality A3のターゲットは企業ユーザーで、たとえば3Dモデルや拡張現実(AR)を使ったプレゼンテーションへの活用が主な用途として考えられています。
 
QualcommのSnapdragon XRIシステム・オン・チップ(Soc)を搭載、最大5つの仮想ディスプレイ(1,080p)が表示でき、800万画素カメラによる1,080p動画の撮影や、デュアル魚眼カメラによるトラッキングも可能です。

利用にはPCまたはモトローラ製スマホが必要

ただし利用するには、Windows搭載パソコンもしくはMotorolaのスマートフォン(Snapdragon 800シリーズ搭載モデル)とUSB-Cケーブルで接続する必要があります。
 
LenovoはThinkReality A3を、2021年中頃から一部の国々で企業向けに販売開始する予定としています。価格は現時点では明らかにされていません。

 
 
Source:Lenovo
(lunatic)

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この記事を書いた人

元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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