iCloudユーザーの85%以上が2要素認証を使用

    iCloudのアイコンの画像

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    写真や動画、ファイル、メモを手軽に保存できるiCloudはとても便利なものですが、同時に情報漏洩のリスクもはらんでいます。Appleによると、iCloudユーザーの85%以上が2要素認証を利用しており、より安全にiCloudを利用しているとのことです。

    2要素認証とは

    2要素認証とは、
     

    • ユーザーだけが知っている何か
    • ユーザーだけが所有している何か
    • ユーザー自身の特性(指紋など)

     
    のうち、2つを組み合わせて認証を行う技術です。Appleでは「2ファクタ認証」という言葉を使っています。
     
    通常のID+パスワードによる認証は「ユーザーだけが知っている何か」にあたりますが、これだけだと第3者にIDとパスワードが知られてしまったときのリスクが大きいといえます。
     
    2要素認証であれば、IDとパスワードが知られただけでは認証されないので、比較的セキュリティ性が高いです。
     
    2要素認証を行っている代表的なものがキャッシュカードです。キャッシュカードでお金を引き出すには、「キャッシュカードを持っている」ことと「暗証番号を知っている」ことの2要素で認証を行う必要があります。

    iCloudユーザーの85%以上が2要素認証を使用

    AppleのiCloud2要素認証に対応しています。そして、iCloudユーザーの実に85%以上が2要素認証を使用しているとのことです。
     
    iCloudでは、パスワードに加え、信頼できるデバイスあるいは信頼できる電話番号が2要素認証の要素として使用できます。
     
    まだ2要素認証を設定していない方は、この機会に設定してはいかがでしょうか。
     
     
    Source:Gizchina
    (ハウザー)

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