Google、来年9月にオフィス復帰を計画〜「フレキシブルワークウィーク」を実施

google サンダー・ピチャイ

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Googleは、2021年9月からの従業員のオフィス復帰を目指していることが内部資料から明らかになりました。「フレキシブルワークウィーク」という実験的な勤務スタイルの導入が計画されています。

カフェやキッチンでの自然なやり取りを重視

The New York Timesは、Googleサンダー・ピチャイ最高経営責任者(CEO)が現地時間の12月13日の夕方に従業員宛てに送ったメモの内容を公開しています。
 

フレキシブルな勤務モデルが、より良い生産性、コラボレーション、健康につながるという仮説を検証したいと考えている。当社ほどのスケールで完全なハイブリッド労働モデルを作った企業は他にない。面白い試みになるだろう。

 
Googleが2021年9月から導入を計画している「フレキシブルワークウィーク」は、従業員が最低でも1週間に3日間はキャンパスで過ごす「コラボレーションデイ」を基盤としています。「カフェや小キッチンスペースでの対面での交流が新たなアイデアや解決策を生み出す」という考えにもとづいているとのことです。
 
チームは最大12人まで収容可能なコラボレーションスペースを予約することができますが、より多くの従業員が参加する集会は野外で行うことになっている、と報じられています。

Appleは最低でも2021年6月まではリモートワークを継続か

Appleのティム・クックCEOは、12月上旬にバーチャル開催したタウンホールミーティングで、従業員のリモートワークは2021年6月までは継続される可能性が高いと述べました。
 
クックCEOはパンデミックで生じた良い変化は今後も社内カルチャーに取り入れていく意向を示していますが、ハードウェア開発などリモートでは難しいタイプの仕事もあるため、Googleと同じくハイブリッドな労働モデルを模索していくのであろうと推測されます。
 
 
Source:The New York Times via 9to5Google
Photo:Maurizio Pesce/Flickr
(lexi)

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この記事を書いた人

ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

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