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2020年12月13日 13時18分

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iPhoneロック解除ツール、米国の相当数の公立学校が購入していた


 
iPhoneのロック解除に米連邦捜査局(FBI)や警察などが使用しているツールを購入する、アメリカの公立学校が増えているようだと、Gizmodoが報じています。

学校区がCellebriteからロック解除ツールを購入

同メディアの調べによると、2020年3月に、テキサス州サンアントニオの北部に位置するノースイースト・インデペンデント学校区が、iPhoneを含むスマートフォンのロック解除ツールで知られるCellebriteに、「一般補給品」の名目で6,695ドル(約70万円)の小切手を切っていました。
 
2020年5月には、テキサス州ヒューストンに近いサイプレスフェアバンクス・インデペンデント学校区が、モバイルデバイス解析企業Oxygen Forensicsに、2,899ドル(約30万円)を支払っていました。
 
Gizmodoが8学校区(うち7学校区はテキサス州)の会計書類を調べたところ、前述のようなスマホのロック解除や解析ツールを提供している企業に、最大11,582ドル(約120万円)を支払っていたことが判明したとのことです。
 
同メディアは、これら学校区に含まれる数百の公立学校に通う数万人の生徒のスマートフォンから、膨大な個人情報が抜き取られている可能性があると指摘しています。

捜査機関だけではなかった

全米各地の捜査機関が、CellebriteやGreyShiftなどの企業からロック解除ツールを導入していることは以前から知られていますが、公立学校が購入しているという事実はほとんど知られていません。
 
Gizmodoはさらに、米国内の公立学校や公立学校区のWebサイトをランダムに5,000抽出、内容を精査したところ、8つの学校区のWebサイト上で、Cellebriteや同様の技術を提供する企業名が見つかりました。全米の学校および学校区の数に比べると5,000というサンプル数はかなり少ない上に、サイトに載せていない学校も多いと考えられることから、実際にスマホロック解除および関連ツールを導入している学校はもっと多いはずだと同メディアは結論づけています。
 
ロサンゼルス統合学校区は全米で2番目に大きな学校区で、2018年〜2019年度には同学校区内の1,000校を超える学校に、63万人以上の生徒が通学しています。そして同学校区はCellebriteから、ロック解除ツールを購入しています。
 
Gizmodoも記していますが、気になるのは「学校は何のためにこれらのツールを購入しているのか」「高額な解析ツールを購入してまで、生徒たちのスマートフォンを調べる必要があるのか」ということです。同メディアは複数の学校に問い合わせましたが、納得のいく答えは得られなかったようです。

 
 
Source:Gizmodo
(lunatic)

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