2020年11月19日 12時18分
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M1チップへの移行でAppleは年間25億ドル節約できる〜IBM役員が推測
IBMの役員が、AppleはIntelチップから独自設計のM1チップへと移行したことにより、年間約25億ドル(約2,590億円)節約できると推測しています
この見積もりを出したのは、IBMの人工知能(AI)戦略部門を率いるサミット・グプタ氏です。
年間25億ドル節約できる?
グプタ氏は、M1チップ搭載の13インチMacBook AirとMacBook Proの2020年の生産台数を合計約1,400万台と計算、チップのコストを次のように計算しています。
- M1プロセッサのコスト:40ドル〜50ドル
- 13インチMacBook Air向けIntel Core i5デュアルコア:175ドル〜200ドル
- 13インチMacBook Pro向けIntel Core i5クアッドコア:225ドル〜250ドル
Intelチップ搭載MacBookのチップコスト
- 13インチMacBook Air:540万台×200ドル=10億7,000万ドル
- 13インチMacBook Pro:860万台×250ドル=21億5,000万ドル
計32億2,000万ドル
M1チップ搭載MacBookのチップコスト
- 13インチMacBook Air:540万台×50ドル=2億7,000万ドル
- 13インチMacBook Pro:860万台×50ドル=4億3,000万ドル
計7億ドル
(注:原文の計算式が一部間違っていたため修正しています)
つまりAppleは、Intelからチップを購入せずにM1チップへと切り替えることで、年間約25億ドルを節約できるというのが、グプタ氏の分析です。ただしこれらの数字はあくまでも2020年における対象MacBookの生産台数(推測)に基づく計算です。
Source:Sumit Gupta via 9to5Mac
(lunatic)
著者情報
iPhone Mania編集部
iPhone Mania編集部です。iPhone、MacなどApple製品が大好きな国内外のライターが集まり、2013年から記事を執筆しています。Apple製品の最新情報から使い方、お役立ち情報まで、幅広くお伝えしていきます!
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