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2020年11月5日 13時03分

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Apple、電源管理IC不足でiPhone12が十分に生産できなくなる?

iFixit_iPhone12 iPhone12 Pro_017


 
iPhone12シリーズでは、深度カメラ搭載や5G対応などで電源管理IC(PMIC)の重要性がさらに高まっていますが、AppleはPMIC不足に直面しており、今年のホリデーシーズンに向けた新型iPhone出荷に影響が出る可能性がある、とBloombergが報じています。

COVID-19の影響と中国企業によるパーツの買い溜めでパーツ不足に

iPhone12シリーズが販売開始となった2020年第4四半期(10月〜12月)に、PMIC不足がどれほどiPhone生産に影響を与えるかは今のところ定かでありませんが、「Appleは他社よりもパーツの優先供給を受けるはずだ」と匿名の情報提供者らはコメントしています。
 
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による貿易制限とサプライチェーンの混乱がPMIC不足の主な原因であるとのことです。また、米国のHuaweiへの制裁を見た中国企業が余分に部品を溜め込んでいるのもパーツ不足に拍車をかけているようです。
 
今年始めの各国のロックダウン政策、輸送ルートの遮断、工場での人員削減の影響は、次の2四半期は続く見通しです。

iPhone12においてより重要な位置を占める電源管理IC

追加のカメラ機能や5G対応により、PMICはiPhone12シリーズにおいてこれまでよりも重要な位置を占めており、Appleのパーツ需要もそれに応じて高まっています。
 
デバイス分解で知られるiFixitがiPhone12 Proの分解を試みたところ、同モデルにはTexas Instrument製のカメラシステムの電源管理IC、STMicroelectronics製の同様のチップ、5GモデムのためのQualcomm製チップが搭載されているのが判明しています。
 
また、Apple製のPMICも見かけられました。Appleは2018年にPMICの内製化のためDialogと600億ドル規模の交渉を行ったと報じられていました。
 
PMIC不足により、各国のiPhone12供給にどのような影響が出るかは不明ですが、中国で重要な時期にチャンスを逃してしまうかもしれない、と危惧する声が投資家たちから聞かれています。
 
米国では、公式オンラインストアでのiPhone12 Proの注文は11月終わり〜12月始めまで到着しないと示されていますが、今のところ標準モデルであるiPhone12の出荷に遅れはないようです。
 
 
Source:Bloomberg
Photo:iFixit
(lexi)

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