ソフトバンク「5G使い放題プラン」を予告、5Gエリア整備に2.2兆円投資
ソフトバンクの宮内謙社長は、11月4日の同社決算説明会で、5Gのデータ通信が使い放題となる料金プランの発表を準備していることを明かしました。iPhone12シリーズの5G対応について「iPhoneはすごい力を持っている」と語ったほか、5G基地局整備に2.2兆円の投資を行う計画も発表しています。
5G使い放題プラン「後日、きちんと説明」
ソフトバンクの宮内社長は、決算説明会の質疑応答において、「5Gの無制限料金プランについて、後日、きちんと説明できると思う」と述べ、近いうちに5Gでデータ通信が使い放題となるプランの提供を用意していることを明かしました。具体的な発表時期や料金水準についての説明はありませんでした。
なお、OpenSignalは先日、5Gのユーザーのデータ使用量は4Gユーザーの2.7倍との調査結果を発表しています。
なお、現在のソフトバンクの主力料金プラン「メリハリプラン」は、月間データ通信量50GBで8,480円(税抜、各種割引適用前)で、そのうち5G基本料の1,000円と同額を1年間割引して提供しています。
「iPhoneはすごい力を持っている」
宮内社長は、10月のiPhone12とiPhone12 Proに続き、11月にiPhone12 mini、iPhone12 Pro Maxが発売されることについて「iPhoneはすごい力を持っている」と語り、「今後、5Gが急速に拡大する」との見通しを明かしました。
5G基地局整備に2.2兆円を投資
ソフトバンクは、5Gと6Gに対応した基地局の整備を進め、通信エリア拡大に向けて2030年度末までの10年間で2.2兆円規模の投資を行う計画も発表しています。
今後5年間で20万局、10年間で35万局まで基地局の整備を進める計画とのことです。
Source:ソフトバンク
(hato)