Google Play Music、iOSやAndroidでのサービスを終了
Googleの手掛ける音楽ストリーミングサービス「Google Play Music」が22日、正式にAndroidやiOS、Webサイトでのサービスを終了しました。
9年の歴史に幕下ろす
2011年に登場したGoogle Play Musicですが、2015年に後継サービスYouTube Musicが登場したことで、近年は存在意義がなくなっていたのも事実です。2019年9月にはGoogle Musicに代わってYouTube Musicのプレインストールが決定、2020年5月には年内のサービス停止がGoogleによって発表されていました。
大半のユーザーはすでに利用不可能となっているようですが、一部ユーザーはまだ使えるようです。事実、筆者が試しにAndroidで起動したところ、執筆時点(10月24日)では「まもなくGoogle Play Musicはアクセスできなくなります」という表示とともに、YouTube Musicへ転送するオプションが提示されました。また、転送オプションを拒否するとライブラリやステーションへのアクセスも可能でした。
とはいえ、12月までには利用できなくなると考えられるため、現時点で利用できるユーザーもYouTube Musicへの移行を検討してもいいでしょう。YouTube Musicは無料で利用できますが、YouTubeのプレミアム会員(YouTube Premium)になれば、追加料金なしでバックグラウンド再生や広告非表示のYouTube Music Premiumを利用できます。
月額980円のYouTube Music Premiumに対してYouTube Premiumは月額1,180円ですが、後者はYouTubeの広告も非表示になるので、音楽ストリーミングサービスの利用だけでなく、動画も積極的に再生するユーザーにとってはメリットが大きいのも特徴です。
Source:9to5Google
(kihachi)