Adobe、iPad向けIllustratorを公開
Adobeは、ベクターイメージ編集ソフトウェアIllustratorのiPad版を公開しました。iPad向けAdobeソフトウェアとして、昨年11月のPhotoshopに続くリリースとなります。
フォントは18,000種類から選択可能
Adobeは9月にApp Storeにおいて、iPad版のIllustratorの先行予約を開始していましたが、ソフトウェアが公式にリリースとなりました。
iPad版のIllustratorは、今年3月にベータテストが開始されたと伝えられていました。
Illustrator iPad版では、iPad用の最も総合的な文字ツールキットで、文字をモノグラム、ワードマークなどに作り変えて楽しめます。フォントは世界トップクラスのフォントメーカーやデザイナーが提供する18,000種類から選択できます。
Illustrator iPad版は場所を問わずどのデバイスからでもシームレスに作業でき、すべてが同期した状態に保たれます。Photoshop iPad版の画像を読み込むこともでき、Creative Cloudライブラリに簡単にアクセスできます。
AdobeはIllustrator iPad版の使用例として、サンリオキャラクターの世界観作りを動画で紹介しています。
Adobeは、Illustrator iPad版に、以下の機能を近日中にリリースする予定です。
- スケッチをベクターに変換
- 精度を向上
- 可変線幅のストローク
- 新しいブラシ
- ドロップシャドウ、その他の効果
Adobeは現在、Illustrator iPad版の7日間の無料体験を実施しています。
Source:Adobe via MacRumors
(lexi)