2020年10月20日 13時29分
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【注意】iPhoneの動画ファイルでWindows PCが乗っ取られる脆弱性
Windowsの脆弱性により、iPhoneで撮影された特定の動画を開くとPCが乗っ取られる可能性がある、と米政府のサイバーセキュリティ当局が注意を促しています。iPhoneとWindowsの組み合わせでお使いの方はセキュリティパッチの適用をご確認ください。
iOS11以降で使われている動画ファイル用コーデックに問題
アメリカのサイバーセキュリティ・インフラストラクチャセキュリティ庁(CISA)が、Windowsの脆弱性により、特定のファイルによってPCをリモートで乗っ取られる可能性がある、との注意喚起を現地時間10月16日に公表しました。
具体的には、Microsoft Storeで入手した、HEVC動画用のコーデックファイルをWIndowsで実行した場合、メモリーオーバーフローが生じ、PCがリモートで乗っ取られる可能性があります。
「HEVC」は、iOS11以降のiPhoneやiPadで利用されている、動画ファイルのフォーマットです。
最新のアップデート適用を
Microsoftは現地時間10月15日、この問題に対応したパッチファイルを公開しています。
iPhoneとWindows PCをお使いの方は、Micosoftが提供するセキュリティアップデートの適用状態を確認されることをお勧めします。
Source:CISA, PC World via AppleInsider
Photo:Apple
(hato)
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タグ : Apple, iOS11, iPad, iPhone, Microsoft, Windows, アップデート, アメリカ, セキュリティ, 動画, 注意喚起, 脆弱性
著者情報
iPhone Mania編集部
iPhone Mania編集部です。iPhone、MacなどApple製品が大好きな国内外のライターが集まり、2013年から記事を執筆しています。Apple製品の最新情報から使い方、お役立ち情報まで、幅広くお伝えしていきます!
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