有線イヤホン「urBeats 3」、ひっそりと販売終了〜時代はワイヤレスへ

urbeats 3 販売終了

urbeats 3 販売終了
 
10月13日(現地時間)のイベントに合わせ、BeatsXの後継モデルとなる「Beats Flex」が販売開始となりました。その一方、同じタイミングで「urBeats 3」が密かに販売終了したことも判明しました。

Beats Flexと入れ替わるように終了

urBeats 3は3.5mmプラグ(Lightningコネクタ搭載モデルもあり)を搭載した、urBeatsシリーズのカナル型(耳栓型)イヤホンで、2018年に9,800円(税抜)で発売が始まりました。Appleは今回の販売終了について、特に言及してはいませんが、執筆時点(10月14日午後12時)では日本語版の特設Webサイトも、新たに発表されたBeats Flexの内容へと切り替わっています。
 
最終的には6,400円(税抜)で販売されていましたが、ワイヤレスイヤホンのBeats FlexがAppleのW1チップを搭載して5,400円であることを思うと、いかにバッテリーの残量を気にしなくていいとはいえ割高感は否めません。

ワイヤレスイヤホン主流へ

urBeats 3のひっそりとした販売終了は、改めてAppleがワイヤレスイヤホンへ注力していく決意の表れと捉えることができます。2016年のiPhone7シリーズで、イヤホンジャックの消失は始まりました(代わりにLightningコネクタを搭載したEarPodsを同梱)。
 
ワイヤレスイヤホンの代名詞となったAirPodsシリーズで大きな収益を挙げているAppleは、13日に発表されたiPhone12シリーズでEarPods(有線イヤホン)と電源アダプタを同梱しないことを明らかにしています。音楽を聴くためにプラグを繋ぐ行為は、もはやスマートフォンでは時代遅れになりつつあります。
 
 
Source:Apple(Webキャッシュ) via AppleInsider
(kihachi)

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この記事を書いた人

丸みを帯びたiPhone3GSの筐体に惚れ込み、Apple信者を誓ったのも今は昔。2014年から始めたライター業がきっかけで、気づけばXiaomiやHuaweiなど中華スマホにも手を出す浮気症に。

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