iPhone12に関連したフィッシング詐欺に要注意!

警視庁ポスター

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日本時間10月14日にiPhone12が発表されましたが、海外では発表前からiPhone12に関連したフィッシング詐欺が既に発生しており、注意が必要です。

iPhoneが「当選」したとの虚偽連絡

日本や米国など、各国において、iPhone等が「当選」したとの虚偽の連絡を行い、被害者を巧みに誘導してクレジットカード情報を入力させるフィッシング詐欺が横行しています。
 
インターネットブラウザのポップアップで「おめでとうございます!当選しました!」という文言が突然現れ、100円等でiPhone等が購入できるとの虚偽の情報が表示され、クレジットカードでの支払を求める場合があります。虚偽のサイトのため、iPhoneが実際に送付されることはありません。
 
クレジットカードの情報を入力してしまった場合は、セキュリティコードを含めた全てのカード情報が犯人に知られてしまうため、カードの不正利用や偽造につながるリスクがあります。

海外では発表前からiPhone12関連の詐欺が発生

海外セキュリティ関連企業のSophosはiPhone12発表前の9月下旬に、iPhone12が当選したとのフィッシング詐欺が既に発生していると発表しました。
 
Appleからの連絡をかたるSMSが送信され、受信者がiPhone12の無料テストの対象者に選ばれたとして、虚偽のサイトに誘導する内容となっています。
 
虚偽のサイトでは、メールアドレスやiPhone12の送付先住所などのフォームを入力した後に、数百円の「送料」支払のため、クレジットカード情報を入力するよう求められます。
 
Sophosは、「個人情報やカードの情報を入力すると犯罪者に情報が流出してしまう」と注意を呼び掛けています。

iPhone12に関連した詐欺が増加するおそれ

日本時間10月14日にiPhone12が発表され、世界的に大きく注目されたことで、今後iPhone12に関連したフィッシング詐欺が増加するおそれがあります。
 
スマートフォンに関連した詐欺が近年増加しており、警視庁はサイバーセキュリティ対策本部を設置し、日頃からスマートフォンのセキュリティ対策を行うよう呼びかけています。
 
また、日本サイバー犯罪対策センターはiPhone「当選」をかたるフィッシング詐欺の手口を紹介し、注意喚起を行っています。
 

 
 
Source:Sophos, 日本サイバー犯罪対策センター
Photo:警視庁サイバーセキュリティ対策本部
(seng)

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