新型コロナがiPhone12の購入に影響を与える可能性〜米調査

    iPhone12 original teaser_011

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    全米を対象に行われた調査の結果、iPhone12シリーズを年内に購入するつもりだと答えた解答者が予想よりも少ないとのレポートが登場しています。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が消費者の購買パターンに変化を与えているのではないか、とアナリストは分析しています。

    予想されていたよりも少ない

    投資銀行Piper Sandlerによる調査で、2020年内にiPhone12シリーズを購入するつもりだと回答したのは、調査対象者全体の10%でした。調査は全米で9月末、1,000人を対象に行われました。
     
    Piper Sandlerによる以前の調査では、全体の23%がアップグレードを検討していると回答していたことを思うと、最新の調査で10%ほどに留まったことは不思議ですが、アナリストのハーシュ・クマール氏は新型コロナウイルスの影響が関係しており、リリース後の動きを見極めようとしている可能性があると指摘しています。
     
    同氏は「アップグレードへの需要が予想よりも少ないことに多少驚いている」としながらも、「世界的なパンデミックが今秋/冬の消費パターンに圧力をかけたのだろう」と述べ、買い替えが底冷えする可能性も示唆しました。事実、新型コロナによる予算の制約が、消費者のAppleデバイスへの興味を削いでいる恐れがあるそうです。
     
    その他の回答は以下の通りです。
     

    • 解答者の約25%がApple Watch Series 6に価値を見出しているが、購入を希望するのは8%
    • 解答者の12%が安価なApple Watch SEによって、Appleのウェアラブルを購入する可能性が高まると回答
    • 解答者の約15%が“最近のライフスタイル変化”によって、近々iPadを買うかも知れないと回答

     
    iPhone12シリーズについて言えば、以前も消費者は5G通信それ自体よりも価格の安さに興味があるとの予測が出ていました。
     
    また、iPadについては、2020年通年での販売台数が昨年比20%増になるとの予測も出ており、リモートワークやリモート教育がiPad Air(第4世代)やiPad(第8世代)の購入を後押しすると言われています。予約開始や発売はiPhone12シリーズと同タイミングになる見通しです。
     
     
    Source:AppleInsider
    Photo:Twitter-appleidesign
    (kihachi)

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    この記事を書いた人

    丸みを帯びたiPhone3GSの筐体に惚れ込み、Apple信者を誓ったのも今は昔。2014年から始めたライター業がきっかけで、気づけばXiaomiやHuaweiなど中華スマホにも手を出す浮気症に。

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