GoogleとEpic Gamesとの訴訟問題はAppleのものとは異なる?

google playストア

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人気のサードパーソン・シューティングゲーム「フォートナイト」を販売・配信するEpic Gamesは、アプリストアが独占的にふるまっているとして、GoogleとAppleの両社を提訴しました。しかしながらGoogleは、同社のPlayストアをめぐる訴訟内容は、AppleのApp Storeのものとは根本的に異なる、と主張しています。

Androidアプリは複数のアプリストアおよびWebサイトで配布可能

「AndroidとiOSはアプリ開発者とエンドユーザー獲得のため競い合っているが、両者の訴訟問題は異なるものである」とGoogleは述べています。
 
「AppleのiOSは、App Storeを介してのみアプリの配布ができるのに対して、Androidデバイスでは、複数のアプリストアからの同時プリインストール、ダウンロードが可能で、インターネット越しでのサイドローディングも行える。これは、Androidアプリ開発者は複数のアプリストアでのアプリ配布が可能であり、OEMやキャリアと直接協力し、アプリをプリロードしたり、自社Webサイトでユーザーに直接配布も行えることを意味する」
 
「そのためAppleとGoogleとではアプリ開発者やOEMとの交渉や契約方法が違う。(中略)すなわち、iOS/AppleとAndroid/Googleのケースは根本的に異なるということになる」

Epic GamesはPlayストア外のアプリダウンロードは不利と主張

Epic Gamesは、Googleを提訴した理由として、「Playストア外でゲームの配信を行う際、マルウェアとして判断されることがあり、不利な状況に置かれている」と主張しています。
 
8月末にはApple対Epic Games訴訟の審問が行われましたが、裁判官はAppleに対し、Unreal Engineおよびその他のEpicの資産に関連する開発者アカウントの削除を禁じる命令を言い渡しました。しかしながら、App Storeでの「フォートナイト」配布再開を認めて欲しいというEpicの要求は却下されたため、裁判初戦は両社引き分けという形になっています。
 
 
Source:Gamasutra
(lexi)

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