Twitter 、外国語ツイートを自動翻訳して表示するサービスを試験中

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    Twitterが外国語のツイートを自動で翻訳して表示するサービスをビルドイン方式で計画していることが分かりました。

    ブラジルで試験的に開始

    外国語でツイートが流れてきても読めないユーザーのために、すでにTwitterは翻訳オプションを用意しています。しかし同社は、「ホーム画面(タイムライン)に表示されるツイートを他の言語に自動で翻訳する試験を行う」とし、タイムラインに表示される段階で設定した言語に自動で翻訳されるサービスを計画しているようです。
     


     
    すでにブラジルの一部ユーザーを対象とし試験を開始しており、英語を始めとした外国語がポルトガル語に自動翻訳される仕様となっています。また上記の動画では、日本語も翻訳対象となっていることが分かります。

    自動翻訳の精度が課題に

    これまでにもTwitterはユーザー間のコミュニケーションを円滑にするべく、ツイート主が一部リプライを非表示にできる機能や、メンションできるユーザーを限定する機能などを盛り込んできました。今回の自動翻訳もそうしたプロジェクトの一環と言えるでしょう。
     
    しかし最大の問題は、自動翻訳の精度です。Twitterの翻訳オプションは不正確であるばかりか文として成立していないことも多く、Google翻訳やDeepLと比較してお世辞にも性能が高いとは言えません。ただでさえフェイクニュースの不用意な拡散が警戒されている今、精度の低さが情報を誤って拡散することにも繋がりかねません。
     


     
    また、外国語が読めるユーザーにとっては余計なお世話でしょう。すでにTwitterでは苦情を訴えるツイートも多数見受けられるため、仮に正式実装するとしても設定で機能をオフにできる仕組みの導入は必須となりそうです。
     
     
    Source:9to5Mac
    (kihachi)

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